1949-09-08 第5回国会 衆議院 農林委員会 第46号
それで私が出て來るときにも、この対策委員会を開いて、縣段階において解決のつくことは、できるだけ縣において解決をつけるというので出て来たのでありますが、こういう場合において、中央ではどういうお考えを持つておられますか。
それで私が出て來るときにも、この対策委員会を開いて、縣段階において解決のつくことは、できるだけ縣において解決をつけるというので出て来たのでありますが、こういう場合において、中央ではどういうお考えを持つておられますか。
だんだんお話を承りますと、その補足をいたしました点は、府縣段階において抜けまして、それが末端に流れているという御指摘のようでございます。從いましてこの歩増し制度をやめましたことによる償いと申しますか、その点を奨励金の増額の方で実は見たのであります。そういうことで大体本日中ぐらいに関係方面の了解が得られるのではないかと考えております。
府縣段階におきましては、農林省が割当てましようし、府縣の中での郡段階においては縣がいたしましよう。さらにそれぞれの末端に行くに從つて、それぞれの機関が割当てるのでありますが、さような割当が適切に行われているかどうかということが監査の対象となりまして、惡ければ惡いということで意見を申し述べて、今後の改善に対する資料を提供するのであります。
○河口委員 ただいま農林大臣の御答弁では、協同組合がまだ組織的に完全でないというように御答弁なさいましたが、私は全國津々浦々の農村に農業協同組合、單位協同組合ができ、縣段階の協同組合ができ、さらに全國的な協同組合ができた今日、全國農業協同組合に指令一本を出せば、個々の農民まで透徹する組織團体ができておる。
加うるに余りにも縣段階、郡段階におきまするところの協同組合の分散的續出によりまして、その下部の組合の投資割当資金は、殆んどこれに投資しなければならないというような実情に追込まれ、下部といたしましては運轉資金は極めて少いのでございます。
尚末端の問題と同様に、縣段階及び町村段階におきましては、例えば現在設備を持つておるものを利用されるというような際には、農業会に対する議論はありましようとも、先程繊維でお聽きしたように、荷受所としての扱をする必要があると思うのでありますが、共同の自由の意思によつてそれが纒まるということになれば、現在の設備を利用するものに対して暫定的にお認めになる御意思がありますかどうか。
尚第二には、農村金融が特殊な金融機関と一般金融機関と分かれることも、只今お説の通りでございますが、特に今度の協同組合法で一番問題になりました点は、縣段階における兼営の問題であると思うのであります。
第三番目にはもう少し大きな意味におきまして東海地區であるとか、關東地區であるとか、東北地區、或いは関西地區とか九州地區とか、いわゆる全國を何地區かに分けまして、ブロック的な連合機關がいいかどうか、殊に縣段階におきましては、御承知のように郡段階の連合會を方々におきまして計量をしておるような點もなしとは言えないのであります。
それから府縣段階と申しますか、連合會の段階における金融事業の兼營を認めるべしという御議論、これを禁止した理由如何という點であります。多年の經驗を持つておられます島村さんの過去の歴史に基ずいてのお話、又御關係の縣でうまくやつておられる體驗に基ずいての御議論、そういう論據もあると思います。
然るに縣段階の事業をやるのについては、今まで私の仲間が申上げた通りに自由の原則を缺いておるのであります。町村では自由の原則を認め、縣段階では自由の原則を認めないという理由がどこにあるか、私などは過去の實驗に徴して見ますると、産業組合を奬勵する際においては、信用事業とその他の事業とは區別しなくちやできない。こういうような政府の指導方針であつたのであります。
併しその自主的な團體を作らんがために、政府が考えておいでになる一村一組合が望ましいと同時に、更に府縣段階等におきましても分立することに對しては望ましくないというそのお話から考えまして、畜産或いは養蠶その他特殊作物、果樹、それらについての特殊組合的なものができる場合に對する政府の所見如何。こういうことをお尋ねいたしたのであります。